微小而闪耀的瞬间——山岸紗綾 | 名家书荐2021
AIVA祝大家新春快乐!
又是一年新春佳节
小伙伴们是不是已经都放假啦
假期又到了年度看书充实自己的好机会~
书
潜移默化的影响着读者
而一本好书
能给艺术家们带来意想不到的创作灵感
新春佳节AIVA再次与你相约名家书荐
今年我们很荣幸邀请到了日本C.A.J.当代首饰艺廊的艺术家及神户设计学院的老师们,
和大家分享他们心中的那一本书
在他们的介绍当中,
我们不止能看见他们的作品,
也能窥见他们成长的轨迹
山岸紗綾
Saya Yamagishi
1981 Born in Ishikawa , Japan
2006 BFA , Kanazawa College of Arts , Department of Crafts , Lacquer work
2010-13 Artist in Residence at Kanazawa Utatsuyama Kogei Kobo , Lacquer work
1981 生于日本石川县
2006 毕业于金泽美术工艺大学,工艺部门漆艺专业
2010-13 驻地艺术家,金沢卯辰山工芸工房,漆艺项目
Saya Yamagishi
“植物や日本の情景、またその記憶といったもの (例えば、道端に咲く花、雨の匂いや光の温度、幼い頃のまぶしい記憶など)、自分の美しいと思うその一瞬を、自身のフィルターを通して閉じ込めるようにジュエリーを作っています。"
“记忆中关于植物、关于日本的美好感受——路边盛开的花朵、雨的气息、或是光的温度等等,那些耀眼的童年记忆——我想通过首饰创作来捕捉并展示那些通过我本身的“滤镜”定格下来的美好瞬间。”
Saya Yamagishi
Saya Yamagishi
“作品と、作品を見る人”、また“作品と、作品を身に着ける人”、また作品を通して、“身に着ける人とそれを見る人”、といった内であったり外であったりするがその対話で起こる心理のできごとに興味がある。”
“在创作作品时,我经常会想象“作品和观赏的人”、“作品和佩戴的人”,以及“佩戴的人和通过佩戴者看到作品的人”之间,都会有怎样的对话呢?我对这些“内部”及“外部”的对话,以及因而被唤醒的思考及感受非常感兴趣。”
Saya Yamagishi
参展与获奖
Selected Solo Exhibitions
2016 YUKIKO KOIDE PRESENTS , Tokyo
2015 Takashimaya Art Salon , Tokyo
2015 Gallery TEN , Ishikawa
2013 Gallery O-Jewel , Tokyo
Selected Group Exhibitions
2016 “International Contemporary Ottchil Art Exhibition" Tongyeong Ottchil Art Museum , Korea
2016 “FIRANDO Japan’s Island of Sweets” LLOID HOTEL , Holand
2015 “Evolution of Contemporary Crafts” Kanazawa Yasue Gold Leaf Museum , Ishikawa
2011 “Urushi:New Form of Lacquer Work”
Museum of Arts and Crafts Itami , Hyogo
2011 “KANAZAWA Lackkunst Exhibition” Musterring Gallery , Germany
个展选录
2016 小出由紀子事務所,东京
2015 高岛屋美术沙龙,东京
2015 Gallery点,石川县
2013 Gallery O-Jewel,东京
群展选录
2016 国际当代漆艺艺术展,统营漆美术馆,韩国
2017 “Firando/平户—甜蜜之岛”展,劳埃德酒店,荷兰
2015 “当代工艺的进化”展,金泽市立安江金箔工艺馆,石川县
2011 “Urushi:漆器的新形态”,伊丹市立工艺美术馆,兵库县
2011 金泽漆艺展,美得丽艺廊,德国
Awards
2012 “Japan Jewelry Art Competition”, Incentive Award
2016 “LEXUS NEW TAKUMI PROJECT”,Ishikwa representative
获奖
2012 日本首饰展,奖励赏
2016 雷克萨斯新匠人计划,石川县代表
Saya Yamagishi
松かんざし(松发簪) 2011
Brooch/pendant top.
Lacquer,silver,silver powder
书籍推荐
《Choice/德国现代首饰读本》
“我想推荐书是 《Choice/德国现代首饰读本》
“書籍は「choice/ドイツ現代装身具読本」
这是我在2006年结束我的学生生涯时,购买的第一本关于现代首饰的书。这本书罗列了艺术家如何构建作品的思维方式,成为了当时即将步入当代首饰殿堂的我的启蒙书。我至今还记得,捧起这本被翻译成日文的书时,我激动的心情。”
「2006年、学生の終わりに、私が初めて購入したコンテンポラリージュエリーの本。其々のアーティストがどのように思考を組み立てているのか、日本語訳されており、いまからこの世界に飛び込もうとしていた私は、ドキドキして読んだのを覚えている。」"
Saya Yamagishi
Chrysanthemum
from Wear the Scenery series 2017
Brooch/pendant top.
Lacquer, magnolia, gold powder, silver-lipped pearl oyster.
漆、日本厚朴木、金粉、白蝶贝、925银
“小物体总能给观赏者带来窥视紧凑世界的乐趣。在首饰方面,艺术家的想象力集中在小巧的外形上,与此同时,也被期待与佩戴者发展化学反应。因此,它也具有更扩展的性质,这种凝聚和扩展共存于首饰中的方式将能揭示制作者的想法。Saya Yamagishi 精美的漆首饰揭示了她的想象力超出了作品的范围,并且能将佩戴者带到艺术家所构思的场景中。艺术家对首饰本身,以及首饰与佩戴者之间的关系的热情,使作品成为可能。
A small object always gives the viewer the pleasure of peeking into a compact world. When it comes to jewelry, the artist's imagination concentrates on a small form while, at the same time, it is expected to develop a chemistry with the wearer. Thus, it also has a more expansive nature and the way in which this condensing and expanding coexist in a piece of jewelry can uncover the maker’s idea. Saya Yamagishi’s exquisite urushi (Japanese lacquer) jewelry reveals the part of her imagination that goes beyond the piece, and it has the power to transport the wearer to a scene pictured by the artist. This is made possible by the artist’s passion for jewelry and her idea of its relationship with the wearer.
——秋山真樹子 Makiko Akiyama
首饰专业译者及评论家
https://klimt02.net/forum/interviews/jewelry-imagination-makiko-akiyama
Saya Yamagishi
后记
日本では1980年代からコンテンポラリージュエリーの展覧会が開かれるようになり、作家が世に作品を発表する機会が増えました。彫金の伝統的技法を用い現代に昇華させた作品、そして西洋、オランダ、ドイツなど海外への留学によって影響を受けたコンセプトを主軸にしたジュエリー。二つの軸が日本のバブル期と共に広がりを見せていたようです。
“しかし、2000年代に入りニュージュエリーと呼ばれる、作家の個性が光る作品というより、より身に着けやすく一般的に受け入れられやすいジュエリーの三本の軸を総称してコンテンポラリージュエリーと言われるようになりました。コンテンポラリージュエリーはまさに今の時代の創作ジュエリーとして、日本では広義の意味を持つようになったといえるでしょう。”
ギャラリーCAJでは、特に日本的な工芸、素材を活かしオリジナルの表現を行っている作家を取り扱っています。工芸的で伝統的というのは、日本の中でも人々が受け入れやすく、また海外のコアなところではない、広いマーケットにも受け入れやすいものと思われます。工芸的は、時によってはマイナスイメージになりますが、それをオリジナルにまで昇華し表現がコンセプトにまでなっている作家もおり、魅力を感じています。作家の表現としての作品はもちろんですが、身につけられる、身に着けやすいもまた、コミュニケーションツールとして、人々を啓蒙するためには必要です。己を表現するためのジュエリーは、自らをブランディングするツールとなっていると考えていますので、作家の個性が成立している作品は重要であると考えています。
上世纪80年代,日本开始有了当代首饰展览,自此艺术家有了更多向世界展示作品的机会。从泡沫经济时期开始,日本的当代首饰发展出了两条主线,一是在现代技术的加持下,使用了传统彫金技法并予以升华的首饰作品,二则是受到了西方、荷兰、德国等海外留学归国学子的影响而形成的概念首饰。
然而,2000年以降,日本出现了第三种被称为“新首饰”的类别。相对于那些彰显艺术家个性的作品,这类首饰具有更强的可佩戴性、更容易被接受。这三类首饰被统称为当代首饰——当代首饰就是创作于现今这个时代的首饰,在日本,可以说对当代首饰形成了这样的广义认知。
在C.A.J艺廊,我们特别邀集了熟练使用日本工艺及材料进行原创性表达的艺术家。传统工艺似乎在日本更加容易被人们接受,而在海外,除了原有的核心小众市场外,传统工艺在大众市场中也有着较高的接受度。
有些时候传统工艺也会带来负面的印象,但一些艺术家将其升华为原创,从而表现出了概念性,这让我感受到了其中的魅力。作品固然需要传述艺术家的表达,然而配戴性也是关键的,因为这是达成启蒙推广目的的重要沟通方式。最后,我认为,用以表达自我的首饰,无疑是艺术家建立个人“品牌”的工具,因此首饰创作应该带有艺术家本人个性的烙印,这一点是相当重要的。
近藤久巴美
Gallery C.A.J.主理人
写于AIVA Gallery《名家书荐2021》系列
位于日本京都中京区的Gallery C.A.J.,京町家式的传统建筑中展示的是融合日本固有技法与当代艺术概念的新当代首饰。在艺廊空间举办艺术家个展之外,Gallery C.A.J.也致力于将日本当代首饰作品推广至世界各地,引领观众感受日式工艺新思潮下的当代首饰之美。